創業者 白川 克己
現在のBAEX株式会社の基盤を確立したのは現社長・白川清久の祖父、白川克己氏(白 南善)。大正14年(1925年)甲子園球場が完成した翌年に、大阪・泉佐野で生まれました。第一次・第二次世界大戦をはじめとする激動の時代を生き、昭和27年(1952年)27歳の若き青年となった白川克己氏は、京都下京区に白川観光の前身となる阪急商事を設立しました。美空ひばりのリンゴ追分が巷で大流行した頃です。昭和36年(1961年)、創業から8年後に時の総理大臣・池田勇人より紺綬褒章を授与。また昭和43年(1968年)には総理大臣・佐藤栄作より総裁賞を授与されるなど、激動から安定期を迎える日本の戦後復興に大きく寄与します。そんな白川克己氏の哲学『どんな商売をしてもいいが、根底に人としての情をなくしてはならない』は、現BAEX GROUPの経営の根底に、いまも脈脈と流れているのです。
また、白川克己氏を父とする二代目・白川鐘一氏は、創始者(父)の意志を継ぎ、白川観光をさらに拡張する傍ら、業界の安定が無ければ未来はないと「京遊連」の理事長を引き受け、3代目にあたる現社長白川清久氏に家業を託し、現在も白川鐘一氏は業界の牽引者として活躍中。